私が家を購入するにあたり、一番重要視したのは、公共交通機関の利便性についてです。

一般的に公共交通機関と言うとバスなども含みますが、その中でも特に重きを置いたのは鉄道についてでした。

今や自動車があれば利便性についての差は無いように思えますが、仕事や友人の付き合いで飲酒した際には、運転が出来なくなります。

そういった時には、頼りになるのが鉄道です。

鉄道の駅が近くにあれば、今は閑散としていても、人が集まってきて、自然のうちにコンビニや、学校などが出来て、利便性が向上してきます。

今だけを見据えて買うのではなく、ある意味大きな買い物なので、投機的意味も持たせて購入するのがベストです。

不動産関係のwebで物件を探し、大体が物件の位置を推測できるので、実際に行って歩いてみます。

意外に歩いてみると車と異なり、思った以上に時間が掛かり、不動産広告の基準が自分の思っているものと異なることが分かり、それ故に、物件を見る目も変わってきます。

そうしたら、自分なりの基準が出来てくるので、不動産webで案件の絞り込みが容易になりますので、妥協することなく、毎日新規登録案件をチェックしておきます。

あとは地道に待ち続けるという作業を、どれだけ続けられるかという事です。

私の場合は、新築に拘って待ち続けましたが、それだけだと対象が限定的になるうえに、購入してからの路線価の上昇による、固定資産税の上昇を考慮していませんでした。

家はそもそも減価償却されて、経年変化とともに下がっていくのに対して、土地は路線価で上がっていきます。

今や当初の二倍近い税金になっていますが、これは想定外でした。

今考えると、中古住宅に対して、リフォームをした方が、賢い買い方だったと思います。

それを視野に入れれば、物件の選択肢は広がると思いますし、お金の節約にもなります。